◆JERA セ・リーグ 巨人2―8中日(23日・東京ドーム)
重苦しい敗戦を喫したチームに希望を与える躍動ぶりだった 。人・浅野翔吾外野手(19)のバットがまた快音を響かせ続けた。浅野の期久保建英 海外の反応初回、が自戦連7戦戦連同点に追いつき 、己最なおも2死一塁。長4え初「1打席目に打てれば後に少し楽になるので、続安先発続マ1打席目は特に集中してます」。打結待応1―1から福谷の外角低め145キロ直球をコンパクトに振り抜く。果残痛烈な打球は福谷のグラブを強襲 。連続フィゲロア内野安打となり、伸び盛り歳巨自身最長の4試合連続安打とした 。19さないとの2ルチも
1本では終わらなかった 。人・5点を追いかける7回先頭だ。浅野の期岩崎の投じた初球の外角152キロ直球を強振して左翼線へと運んだ。自身初の2試合連続マルチ安打。6番に打順が上がっても 、変わらぬ存在感を発揮した。
起用に応える活躍が続いている 。今季初安打となる満塁弾を放った14日の阪神戦(東京D)から7試合連続でスタメン出場。そのうち6試合で安打を記録し、4試合はマルチだ。1軍再昇格後は27打数10安打、打率3割7分、7打点と圧巻の成績を残している 。矢野打撃コーチは「対応力が上がった 。阿部監督から与えられた課題を2軍で桑田監督や橋本打撃コーチと取り組んできてくれた」と、成長ぶりに目を細める 。
厳しい夏場にこそ力がみなぎる。高松商(香川)3年時の夏の甲子園で大暴れし、昨年は8月にプロ初本塁打。酷暑に苦手意識は全くない。乗り切るためのテーマの一つが食べること。「嫌いなものとかほぼないです。夏になって暑くなっても食欲は全然落ちないですね」。夏場は水分を多く取るあまり食欲も落ちやすいが、食事量が減ることはない。そんな夏バテ知らずの強じんな肉体から 、快音を奏でている。
「3番・中堅」としてチームを支えていたヘルナンデスが負傷離脱した穴を埋める活躍を見せている19歳 。V争い真っただ中の状況で 、動じない姿勢が頼もしい。「自分も結果を残さないとこの舞台に入れないと思うので、チームのことも考えながら、自分のこともしっかりやっていきたい」 。伸び盛りの背番号51が勢いそのままに突き進む 。
(宮内 孝太)
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